第1回 オレンジコモンズOJT研修フォローアップ講座
こんにちは。
スタッフ河合です。
今回は、8/26にオレンジコモンズで初めて開催した、OJT研修フォローアップ講座について書きたいと思います。
今までにオレンジコモンズのOJT研修を受講いただいた方、約70名にアンケートの記入をメールでお願いし、その記入内容を基にして講座を開きました。
アンケート返却は、12通。当日の参加者は、2カフェ、3名でした。
コモンズからは、市民ボランティア3名を含め7名参加。
合計10名で話し合いをしました。
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・アンケートを返却くださった方には、当日配布資料と講座の報告書を後
日お送りします。
・アンケート返却してないけど、その資料みたいな~という方は、今から
でもアンケートに記入して送っていただければ、一式お送りします。
・OJT研修受けてないけど、その資料みたいな~、講座に参加したかった
な~、意見交換したかったな~という方は、すぐにOJT研修にお申込みく
ださい。
(https://orangecommons.jimdo.com/認知症カフェojt研修/)
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講座と言っても、何かを学ぶわけではなく、ほぼ2時間みっちり全員で意見交換しました。
その中から、それぞれが何かを見つけることができたと思います。
詳しいことは報告書にまとめますので、ブログでは、ざっくばらんな、なんでも相談できる会だった雰囲気をお伝えできればと思います。
あらかじめ話し合う内容を設定していましたが、そこに含まれる細かいことをたくさん話し合うことができました。
「もっとこの話題で話したい!」と司会者への要望まで飛び出しました。
皆で共通した相談事としては、
「もっと一般市民の人にカフェのことを知ってもらうにはどうすればよいか?」
ということでした。
そこでコモンズスタッフが、最近のエピソードを話しました。
「この前、銀行で身分証明のために、自分の持っているいろいろな名刺を出していて、コモンズの名刺も出した。そして、オレンジコモンズの説明をしたら、担当だった人が、支店長を連れてきて、もう一回コモンズの話をした。きっと、認知症というワードで、そんなところ(認知症カフェ)があるのか、と企業として気にかかったのではないかと思う。」
参加者のお一人は、
「オレンジリングをつけていて、これは何ですか?と聞かれると、よし来た!とうれしくなる。聞かれた相手には、オレンジリングの説明をしっかりしている。」
このように、身近な人に認知症カフェのことを知ってもらうことから始めるのがいいのではないか、ということに。
で、そのやり方は?
スタッフ、皆がカフェの名刺を持ち、知人や友人に配りカフェの説明をするという提案がありました。
それぞれが個性ある名刺を作ればいいのではないか。
自分で作れない人もいる。
お金がかかる。
など、意見がでましたが、コモンズでは名刺作戦を実行したいと思っています。
若年性認知症に特化したカフェの参加もあり(コモンズも若年性認知症の人が対象です)、地域のカフェの運営とは少し異なるということを確認しました。
しかし、ボランティアスタッフの育成や一般市民を巻き込んだ活動にしていくには、どのようにすればいいか、ということについては活発な意見交換ができました。
その他、
居場所、居場所というが、その「居場所」について考えたいという意見も出ました。
参加者の感想(一部抜粋)
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・皆が前のめりで話せてよかった。会話の中からたくさんのヒントがあったので、色々な実践者とつながることが大事だと思った。
・今日は、参加させていただき、ありがとうございました。いろんな率直な意見が聞けて良かったです。少人数でよかったです。
・自分の意見が自由に言える雰囲気でよかった。そこから、いろいろなアイデアや工夫を自分なりに考えることができた。実際に、カフェを運営している方々とゆっくり話をする機会は、あまりないので有意義でした。そして、現場目線での困りごとを皆で考えていくことは今後のカフェの発展につながると思った。
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30分延長して、4時に終了。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました!