オレンジカフェコモンズは、京町屋「江湖館」を日曜日だけお借りして、開催しています。主に若年性認知症の初期のかたや70歳前後の比較的若い認知症の人とその家族の方々が集いやすい場所として運営しています。

 


★開催通知

毎月第1、第3日曜日 11時~15時の営業です。

来店には、予約が必要です。



カフェの様子

散策

第3号 ニューズレター作成

オレンジカフェコモンズ since 2012.9.23

スタッフの声

 

 

学生ボランティアの声

 

認知症の人を支えるため、カフェがもっと増えるといいですね!

学生の私たちにとって、行動しながら学ぶことの多い場です!

私たちは学生スタッフとしてオレンジカフェ今出川に参加させていただいています。福祉系の学部に属し、特養やデイサービスなどへの実習で認知症の方と関わってきました。しかし、施設におられる利用者の方は症状が進行されている方が多く、認知症初期の方のライフスタイルや、また、それに関する支援についても知る機会はありませんでした。そのような時にこのカフェの存在を知り、学生スタッフとして参加できることになり、現場で日々様々な経験をさせてもらっています。認知症初期の方は、「自分が認知症である」ということを受け入れられなかったり、不安を感じたりされる方がほとんどです。年齢的にも比較的若くて元気な方やデイサービスや施設に拒否感を抱いておられる方も多いように感じます。そのようなグレーゾーンの方は、どの地域にもいるのではないでしょうか。

 オレンジカフェの特徴は、利用者の方の情報共有を大切にしていることです。カフェの開店前には、利用者の方やその家族の近況を共有し、閉店後は、その日の感想や気づき、今後の課題などを、一人ずつ発表しています。カフェのモットーは、認知症や、年齢、スタッフ、利用者関係なく、楽しみながら自由に交流をすることでありますが、スタッフ間で事前にある程度の情報共有をしておくことで、スタッフは、利用者の方に合わせて、自然な配慮や、話題作りが可能になります。また、家族の方々からも気兼ねなくお話しが聞けるように配慮しています。

 学生スタッフの私たちは、未熟ではありますが、市民スタッフや専門知識を持つスタッフに支えられながら、活動しています。何よりも行動しながら考えていく大切さや臨機応変に対応する大切さを日々実感し、学んでいます。また、人生の大先輩である利用者の方から多様なお話をきけることが素直に嬉しく、私たちにたくさんの刺激を与えてくださいます。利用者の方が趣味や特技を私たちに披露してくださる時もあり、利用者の方の自信に繋がっているとも思います。お話し以外にも近所の散策やイベントの参加も積極的に行い、過ごし方のバリエーションも増えました。

 このカフェを見学に来られる方は「誰が利用者なのかわからない」とよくおっしゃいます。それは「利用者とスタッフ」という関係ではなく、「人と人との対等な関係」ができているからではないでしょうか。そしてそのことは利用者の方が一番に望んでいることのように思いますし、私たちスタッフとしてもこれからも大切にしていきたいです。
 オレンジカフェは地域の「居場所」ですが、その存在価値は人それぞれです。癒しの場であったり、相談の場であったり、時には何かを吐き出す場所かもしれません。私たち学生スタッフにとっては学びの場、そして利用者の方々に会える場所です。
 認知症への一般理解はまだまだ乏しいと感じます。地域の人を地域の人が支える場所、そんな憩いの場でもあるオレンジカフェがもっと増えることを願っています。

 

市民ボランティアの声