1.認知症の人やその家族が気軽に集える場を作ること。
居場所型認知症カフェと地域型認知症カフェを運営します。
居場所型カフェ
「オレンジカフェコモンズ」を開いています。
毎月第1、第3日曜日11時~15時。
来店には予約が必要です。
居場所型カフェでは、認知症の人同士がリラックスした雰囲気の中でお互いの交流をしたり、日頃の困り事の相談や、自分が得意な趣味の実力を発揮したりします。
認知症の人の家族も、集まって、日頃の悩みや相談事を話し合ったり、専門職から情報をえたりします。
■地域型カフェとして「オレンジカフェ上京」の運営に協力します。
月1回 日曜日の14時~16時
(詳細は、オレンジカフェ上京の案内参照)
地域型カフェには、認知症と診断を受けた人やその家族、あるいは認知症が強く疑われる症状で相談したり、学んだりしたいと思っている本人や家族が集まります。
専門職のミニレクチャーや楽しいコンサートなどの催しとともに飲み物を飲みながら歓談する時間があります。
2.認知症カフェ運営のための様々なコーディネートを行います。
認知症カフェを運営するためには、認知症の人や家族が安心して来ることができるような準備や、地域の人々の理解を促進すること、地域の専門職やボランティアの力を結集することなどが必要になります。
・認知症の人や家族が安心して来ることができるようにするためには、そこに関わるスタッフが、認知症 のことや家族の気持ちなどをよく理解していることが重要です。そのための研修を繰り返し行います。
・本人や家族が居心地の良い場所と思えることが大事です。カフェに来て良かった!と思ってもらえるよう、環境作りや場面作りを行います。
人によっては、カフェに来るのも勇気がいるもの。催しの構成を考えたり、案内ハガキの工夫や、案内の声かけなどを工夫したりしていきます。
・地域の人々の理解を促進するためには、カフェを継続して運営すること、それ自体が地域の人に認知症をもっと知ろうという気持ちを抱いてもらうきっかけになります。
・地域の専門職やボランティアと協力して、認知症サポーターになる人を増やす活動を行っていきます。 地域の専門職やボランティアの力を結集するためには、 日々の仕事に忙しい地域の専門職(医師、介護福祉士、看護師、社会福祉士など)もきっかけがあれば連携できるもの。そのためのつながるマインドを盛り立てていきます。
・認知症という病気は、なかなか受診や相談のきっかけを見つけるのが難しい面があります。民生児童委員や地域のボランティア等、地域に密着した人材との絆を育み、専門職ネットワークとの相互作用を生むように力を発揮します。
認知症カフェを作ることは、簡単なことではありませんが、そこからきっと大切な意味のある出会いが生まれてくるはずです。
非営利活動法人オレンジコモンズ
2012年9月から、専門職と市民ボランティアが力を合わせオレンジカフェを運営しています。その運営を通じて、認知症を生きる人とその家族にとって認知症カフェが必要であることを確信し、活動を通じて深まった地域の人々や専門機関との関係を活かして、2014年4月、NPO法人オレンジコモンズを設立しました。
連絡先:080-6210-2335(留守番電話対応となります。後ほど、かけ直します。)
orangecafecommons2012@gmail.com
事務所:〒602-0815 京都市上京区上塔之段町471-1 グリーンコート202号室
活動と関連するホームページ・団体など
認知症の人と家族の会、京都式認知症ケアを考えるつどい、認知症カフェに関する報告書 2013年4月
NPO法人つながるKYOTOプロジェクト、京都認知症カフェ連絡会
since 2014.4.7